2012年12月2日日曜日

「猫カフェ元従業員の告白」猫カフェ猫ブリーダー150匹の猫たち - 東大阪


キャットハウス 豊八(きゃっとはうす とよはち)
大阪府東大阪市東石切町4丁目1−53




ねこブリーダー虐待事件 (ねこカフェ元従業員の告白)


始まりは猫カフェのアルバイト募集でした。
面接での印象は「猫の数が異常に多くて臭いが酷い」でした。
猫達が私を見て必死にアピールしてきたので、猫が大好きな私はもの凄く可愛く思え、働き始める事にしました。

しばらくは悪臭や猫の汚れに嘔吐しそうになりながらも、きれいにしてあげたい一心で数人の従業員と、猫カフェとブリーディング室合わせて約150匹の猫達の出産から病気治療、カフェの接客、猫の販売まで全て頑張っていました。
経営者は、殆ど店に来ず、10時間以上休憩なく働こうが、見兼ねて休日出勤しようが一定の給料しか貰えませんでしたが、、。

働いてみると、猫達の健康管理のいい加減さには驚く事ばかりでした。
150匹近くの猫達の多くは、毎日下痢で痩せ細っており、殆どの猫が長毛種の為、お尻や後ろ足が糞尿で汚れ、肛門が荒れていたり、爪が肉球に刺さり炎症していたり、、。
また子猫は青鼻を垂らし、目ヤニで毎日目が塞がり、開いていたとしても両目の瞬膜が露出し、経営者の指示通り目薬をさしても、眼が白く濁ってしまったり、、。
耳の中は耳ダニで真っ黒、真菌だらけで毛がごっそり抜ける、生後4、5ヶ月で突然死んでしまう、ストレスが強い為か親が仔猫を食べ、仔猫の尻尾や手、頭が転がっている、、。
時には、突然凶暴になるオス猫に襲われ数針縫う従業員がいたり、、そんな状況でした。


ある日、猫カフェに来たお客様が猫達の管理の酷さを通報したようで、行政の立ち入り調査がありました。
行政の方は、猫の入ったケージを開けることも無く、「猫を減らしなさい。」と経営者に口頭で指導しただけでした。
経営者は、私達従業員の里親募集願いや、死んだ猫達の供養など聞き入れる事は一切なく、不要な猫は製薬会社に実験用に渡した事もあり、死んだ猫はゴミとして捨てていました。


2012年1月、近隣住民から苦情があったようで、行政はまた立ち入り調査に来ましたが、前回同様「数を減らしなさい。個別に猫の管理をしなさい。」と口頭指導で終わりました。
私達従業員は、行政の指導に問題があると思い、数日後に大阪府庁に直接話しに行きました。

その時の担当者の回答は、

1、「狭いケージに過密飼育している事」に対しては「動物愛護法には必要な広さが数字で明記されていないので指導しない」

2、「猫の数に対し従業員1人で1日5時間以内の作業では、適正飼養・保管は到底無理ではないか?また猫が毎日下痢や嘔吐をしているのにコスト削減の為に特定のエサを与えている事」に対しては「一応エサやソウジはされているので問題はない。数に関しては注意していく。」

3、「猫カフェ経営もしているのにワクチン接種が一切されていない。猫が疾病状態であっても獣医師の資格のない者が診断し、人間用の薬等を与えている」に対しては「猫はワクチン接種の義務がない、病院に連れて行っているかは口頭確認のみで領収証など強制提示は出来ない。」

4、「遺伝性疾患の恐れの高いスコティッシュフォールドの、親が同じオスメスを一緒のケージに入れている事や、出産後の休憩がない為、母体・仔猫共に不健康である。」に対しては「動物愛護法で出産回数など明確な数字の基準はないので指導しない。」ということでした。
また、「経営者がちゃんとやる、と言ったので虐待は見られないが、これで終わりではなく、継続指導する必要があると認識、半年に1回調査出来れば良いと考えた。経営者と話をしない事には前に進まない。一定の期間を置く必要がある。」との回答でした。


2012年7月、また近隣住民の苦情で立ち入り調査。
ケージの外から見ただけでは分からない健康状態のよくない猫がたくさんいるのに「何ら問題ない、世話はできてるし臭いもない。」「数を減らしなさい。」で終わりました。
今回は弁護士さんと大阪府議会、マスコミが関わっていた為か、書面で「12月までに減らしなさい」と指導の結果、猫達はまた大量に九州に連れて行かれたと聞きました。


行政は何度同じ事を許すのでしょうか。
約1年の間に170匹産まれた仔猫の99匹は死亡しています。
行政は、最初の立ち入り調査で、猫の死亡数の多さや注射器・薬品の多さを認識し驚いていたにも関わらず放置しました。
薬品の入手経路など不審に思ったはずです。

大人の猫が突然血を吐いて亡くなったり、子宮から膿のような物を出し子宮蓄膿症と思われたメス猫や、猫伝染性腹膜炎の疑いで亡くなった猫、歯茎が白く貧血と思われる猫、流産を繰り返す猫。
従業員が経営者に病院に連れて行くようお願いしても「お金がない」「ワクチンは意味が無い」と獣医師に診せる事は殆どなく、期限切れの薬を必要以上に与え、時には医学知識のない経営者自ら点滴をうち、弱った猫は死ぬのを待つような処置のみでした。
従業員が自宅に連れ帰り自費で連れて行く事も多々あり、それが知られた時は酷く叱られました。

動物取り扱い責任者とは「業務を適正に営む為、必要な知識や技術をもつ者」とありますが、この人達が当てはまるのでしょうか。

私達の抗議に対し、行政は「今後も指導する。指導に応じなければ登録を抹消した事例もありますから」との回答でしたが、では今までの指導の結果は何だったのでしょう。
その時だけ数を減らし何ら根本的には改善せず、いつまで経っても安易で無責任な繁殖は続き、その間数多くの猫が死んでいるのに。
行政は「動物愛護法に基づいてしか指導出来ない。」と言いますが、従業員の証言やネグレクトの証拠資料があるのに、生ぬるい対応ではないでしょうか!


「数さえ減らせば良し。」というその場しのぎの大阪府の指導にはとても納得できません。
従業員は耐え切れず辞め、私も「関わるのはやめなさい!助けるのは無理。」と周囲に言われてきましたが「このままでは死んでも死にきれない、絶対に後悔してしまう。」と思いました。
「死んでも死にきれない」のは私だけではなく、名前もなく可愛がられることもなく、今でもどこかで死ぬまで苦しみ、産む機械にされている闇の世界にいる動物達かも知れません。

ネグレクトも動物愛護法違反なのです。
動物を守りたいと思う事がこんなに辛くて、難しい事なのでしょうか?
私は助けられず苦しみ死んで行った数多くの猫達の事を忘れる事が出来ません。
金儲け主義の経営者と、猫を助けたい従業員の内輪揉めではなく、動物達のおかれている状況を理解し、ひとつの命も無駄にする事がないよう動物に対して一番正しくて優しい判断を速やかに行って欲しいと思うのです。




どうなってるんだ!いったいこの日本は!

動物を守るために法律が存在していることを無視し、動物虐待者をかばうためにしか利用しない行政。

税金で動物虐待者を守っているのと同じであり、国民はそれを絶対に許さない。







取材によって入手した口コミを少し紹介します。




「ちょっと思ったのですが、猫のトイレがただ引いてある新聞紙だったこと。」

「猫エリアのガラスがとにかく汚い。」

「部屋の臭い、消臭用品の臭いとそれを上回る悪臭が混じり合ったひどい臭い。飲食に耐えうる環境とはとても言えない。」

「目やにが大量に出ている子が多く、毛並みもかなりべたついている。」

「猫エリアで交尾を始める子がいた。メスは大きさから言って2.3ヶ月の子猫。強烈だった。」

「今後も猫カフェ業を続けるつもりがあるならせめて繁殖業と猫カフェ業は別々にするべき。」

「ここの経営者は猫を物以下としか思ってない。」

「猫カフェの裏側を知った。猫の繁殖や販売をしてる人の本性を知った。信じられない思いでいっぱい。」

「あまりにも猫たちがかわいそうで、この店の実態を知らせて猫たちを救うために、店の中で首を吊って自殺してやろうかとまで真剣に悩んだことがあります。友達にも相談して止められました。」





キャットハウス 豊八(きゃっとはうす とよはち)
大阪府東大阪市東石切町4丁目1−53


ホームページにはこう書かれています。
 
ねこカフェをやっております大 阪のキャットハウス豊八です。
かわいい猫たちと一緒にくつろいで頂けるねこカフェです。
かわいい仔猫ちゃんがいっぱいですので、猫好きの方は、是非、お立ち寄り下さい。
ねこちゃん達と遊びながら、お茶を飲んで、ゆったりとくつろげて、心も癒されるねこカ フェです。







2012年11月13日火曜日

捕鯨の町 イルカ漁の町 太地町立くじらの博物館 イルカの死体、胎児を展示 ― 和歌山県


イルカ類を追い込み猟で捕獲し、殺す。イルカ類の肉を食べる。
水族館に売るイルカだけを残して家族を殺し、売買する。
イルカやクジラショーのために嫌がるイルカたちに強制的に芸を覚えさせる。
めずらしいイルカが捕まればイルカをずっと閉じ込め、様々な研究に税金を使う。
生きているイルカたちを殺す人達がめずらしいイルカのクローンを作りたがっている。

人間と同種である哺乳類、イルカ類への恐ろしい行為に日本中から避難の声があがっている。
その声は高まる一方だ。

捕鯨、イルカ漁、水族館、イルカショーなど、イルカ類を利用して利益を得ようとする人達の頭にあるのは、金儲けと、自己満足の発見と、弱い者を虐げる優越感だけだ。

まるで伝統や文化のように見せかけるマスコミを利用した報道によって、まだ多くの日本人が誤解させられている。


和歌山県東牟婁郡太地町(わかやまけん ひがしむろぐん たいじちょう)


     

ずっと水面近くにいて動こうとしないこのイルカが、腹びれのあるバンドウイルカのはるかと呼ばれ、暇をもてあましている研究者達や税金を私利私欲に使う道を探している政府や官僚によって、狭い施設で死ぬまで奴隷にされている。

ほかの2頭のイルカもこの狭い施設にいて、その2頭はすばやいスピードで泳いでいるが、このイルカだけはずっとぷかぷかとただ浮いている。

これっぽっちもイルカのためにならないくだらない研究、実験のために、どれだけひどいストレスを与えられているか、少し見ているだけでよく分かる。





「飼育動物供養碑」

動物を大切にする、命を守る、事故で亡くなった動物への供養のためではなく、体裁を整えるためだけの置物だと言う事がよく分かる。

後悔の気持ちも心を改める事もなく、いつまでも殺し続ける張本人だからだ。







スジイルカ 胎児頭部



母イルカや母クジラの腹から胎児を取り出し、頭部を切断。


1ヶ月目、2ヶ月目と、何度も何度も母イルカたちを殺し、腹を切り裂いて胎児を取り出し見世物にする。





      


目があり、鼻があり、口がある。人と同じように。

母親のお腹の中で、大切に大切にされ大きくなって、ようやく産まれてくると言う時に…

身ごもった母親は、この赤ちゃんと一緒に殺されました。


まだ小さく元気な家族は生け捕りにされ、水族館やイルカショーなどの娯楽施設、動物兵器としての訓練をされるために国内国外へ売られていく。





        




ちょうど鮭の腹を裂いて取り出すイクラや、マダラやスケトウダラの腹を裂いて取り出す卵巣、卵のタラコと同じように、

母親のことも、

必死で命を育んでいる赤ちゃんの事も何も考えず、ただ無感情に殺していく。






     

写真 2012年9月





これは入場券です。




イルカのトレーナー体験

イルカにサインをだして動かしてみよう!!






気付いたでしょうか?


生き物として考えていないことを。



「イルカにサインをだして動かしてみよう」



これはおもちゃやロボットに使う表現です。




人として大切な感覚が欠落してしまっています。



水族館や動物園へ行っても子供の教育になるどころか、反対に、子供が持っている大切な人としての感覚まで奪われてしまいます。



子供の未来が取り返しのつかないものになっていまいかけています。




イルカ漁・太地町漁協のウソ



 



2012年9月19日水曜日

ファーを売らないで 繁華街の中心で土下座 - 神戸


  9月17日、神戸一番のショッピングストリート、三宮センター街(兵庫県神戸市中央区三宮町) で、全日本動物愛護連合 ケイ&リル 代表の福島景さんが、総合ファッションアパレル企業、株式会社ワールド(WORLD、本社神戸市)が手がけるブランド、aquagirl(アクアガール)などの前で
「生きたまま毛皮をはぎとられる動物たちがいます ファーを売るのをやめてください Please Don't Sell FUR」と書かれたポスターや、ファー製品が作られるために無残な姿にされている動物のプラカードを並べ土下座で訴えた。

  立ち止まって見る人の中には、「がんばって!」と真剣な表情で声をかける女性や、「ファッションのためやからしょうがないやん」と言いながら可笑しそうに去って行く男性グループもいた。

 日本の大手メディアはまだ取り上げないが、欧米では一般市民だけでなくメディアも動物に対する意識が高く、ファーの残酷さや不要さについての認識は高い。

 また、韓国の主要テレビ局SBSの人気番組、TV動物農場では2011年1月30日、特別企画として “あなたの着ている毛皮の気まずい真実” が放送された。

 オランダでは、毛皮用に飼育されているウサギ農場について、大手新聞および2つのTV番組で2011年12月20日に紹介された。

 日本でもインターネットや動画などを通じ、毛皮のためにどのようなことが行われているかを知る人は増加し続けており、動物愛護意識の高まりと共に、ゴージャスでセレブの象徴のように思われてきた毛皮のコートや襟巻きなどだけでなく、若者のファー離れも年々進んできている。

 NoFur(ノーファー)を合言葉に、9月22日にはここ三宮で毛皮反対デモ行進が行われる。

 さらに10月28日には同じく三宮で行われると同時に、東京でも毛皮反対デモ行進が行われることになっており、年内の大阪での開催も準備が進められていると言う。

 世界的に見ても日本国内だけで見ても、今後ますます「毛皮反対」 「NO FUR」 「FUR FREE」の声が大きくなって行くことは間違いないだろう。

ファッション業界や大手メディアの動きが注目される。

 2012年9月19日 4:15




















写真撮影 2012年9月18日 神戸

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